はじめに

ホテルやラブホテルでプライベートな時間を過ごそうとする方の中には、万が一にでも盗聴や盗撮をされていないか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

自分の知らない間に裸や性行為の動画・音声を撮影・録音され、インターネットなどで広く流通してしまうことを想像すると、たいへん不気味です。また、ホテル経営者としても、自分のホテルで盗聴・盗撮されたとなれば信頼に関わります。

特にラブホテルは、ほぼ確実に性行為が行われること・滞在時間が短く盗聴器や盗撮カメラが発見されにくいこと・調査を行いにくいことなどから、盗聴・盗撮犯の格好のターゲットにされています。

例えば韓国の例では、ラブホテルにスパイカメラを設置してインターネットで生配信を行い、800組以上のカップルが被害に遭った例が報告されています。

ご参考:「韓国ホテルに隠しカメラ、カップル800組超の盗撮映像を生配信」・AFPBB News

もしプライバシーの侵害を気にされる方がホテルやラブホテルを利用する場合には、盗聴・盗撮の意図や方法について理解を深めておけば、事前に盗聴・盗撮を見破ることができるかもしれません。

また、ホテル経営者の方も、常日頃から盗聴器などが仕掛けられるポイントに注意しておくことで、被害の発生を未然に防止しやすくなります。

この記事では、ホテル・ラブホテルで行われる盗聴・盗撮の意図や盗聴器・盗撮カメラの見つけ方などについて解説しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

ホテル・ラブホテルで盗聴・盗撮する人とその意図

ホテル・ラブホテルでの盗聴・盗撮は、いったいどのような人によって行われているのでしょうか。盗聴・盗撮を行う人の属性によって、盗聴・盗撮がどのような目的・意図で行われるのかには大まかなパターンがあります。

盗聴・盗撮を行う人の類型や目的・意図のパターンについて、詳しく解説いたします。

【2-1】従業員が盗聴・盗撮する場合

ホテル・ラブホテルの従業員は、客室に出入りする機会も多いため、盗聴・盗撮機器を設置するには非常に有利な立場にあり、掃除を自分で行うため、設置後の管理も容易にできるという点から発見されにくいケースになります。

また、日常的に利用客のプライベート空間に近い位置で仕事をしていると、興味本位で盗聴・盗撮機器を仕掛けたいと思う場合もあり、設置する際の心理的なハードルが低くなると思われます。

このような理由から、従業員による盗聴・盗撮は典型的なパターンの一つといえます。

なお、ホテルではないですが、民泊の宿泊施設オーナーが盗聴・盗撮を行い、事件になるケースは国内外問わず発生しており、宿泊サービスのプロでない場合やオーナーであるという心理的な優位性から更に危険度が増すとも言えます。

【2-2】業者が販売目的で盗聴・盗撮する場合(主にラブホテル)

性行為がほぼ確実に行われるラブホテルを中心に、アダルトコンテンツの販売業者が、盗聴・盗撮コンテンツの制作・販売を目的としてカメラや盗聴器を仕掛けるケースもあります。

近年ではアダルトコンテンツに対する規制も厳しくなり、盗聴・盗撮のような犯罪に類する手段を用いての制作は少なくなっています。しかし、よりリアリティーを追求するため、撮影・録音されていることを知らない一般の方をターゲットにして盗聴・盗撮を行う業者も依然として存在するようです。

また、ネットが普及してからは業者だけではなく、一般人が盗撮動画をアダルトサイトに販売して稼ぐ人も出てきたため、より一層の警戒が必要となってきました。

【2-3】同伴者が盗聴・盗撮する場合

他に比べて特殊なケースになりますが、同伴者がこっそりと録画や録音を行うことがあります。第三者が設置するわけではないため、その場で見つけなければならず、このケースに関しては対策が難しいです。

交際相手の趣味で同意なく撮影しているケースでは、交際が終わった後にリベンジポルノとして利用されることもあり、注意しなければなりませんが、交際中は相手に嫌われたくないという理由から気付いても咎めることができないこともあるようです。

また、これは行為自体が良くないことですが、援助交際・パパ活と呼ばれるものや、出会い系サイト、マッチングアプリを利用した一夜限りの関係を持つケースで盗撮され、その後、当該データをネタにして脅迫されることもありますので絶対に止めましょう。

【2-4】盗聴・盗撮マニアや愉快犯が個人的な趣味で盗聴・盗撮する場合

盗聴・盗撮マニアや愉快犯が個人的な趣味で盗聴・盗撮する場合もあります。このケースは販売目的ではなく性癖によるものが多いため、アダルトサイトへの販売やネット上に公開されるケースは少ないようです。

このような性嗜好に対するあるカウンセラーによると、対象者(被害者)が知らない情報を自分が持っているという心理(征服欲)に満足感を得る人も多いため、自分だけのコレクションとして保存するケースが多いようですが、同じ嗜好のアンダーグラウンドなグループ内で共有することもあるようです。

被害者自身が気付いておらず世間にも公開されないため、心理的・経済的な実害は少ないですが、自分の知らないところで保存・共有されていることを考えると、ある意味一番気味が悪いケースかもしれません。

ホテルでのカメラ・盗聴器の探し方|機器の仕掛け場所は

実際にホテル・ラブホテルで盗聴・盗撮が行われる場合、どのような方法が取られているのでしょうか。また、カメラや盗聴器を探すために、どのような場所によく仕掛けられているのかも知っておきたいところです。

これらの点について詳しく解説したいと思います。

【3-1】ホテルでの盗聴・盗撮の方法

ホテルに限らず盗撮を行う場合は、設置者の観点からするとカメラのアングルを考慮しなければなりません。

普通のカメラを巧妙に隠して設置しておくパターンもありますが、小型のカモフラージュカメラが使用される場合も多いです。例えばペン型、メガネ型、時計型、充電器型、ライター型、火災報知器型など、さまざまな種類のカメラが市場に出回っています。

カモフラージュカメラは、外見からではカメラであることに気づくのが難しく、盗撮を見破るには十分な知識を持っておく必要があるでしょう。なお、これらの盗撮で使用されるカメラは電波を飛ばさずに録画データを保存し、あとで回収されるものが多いです。

一方、盗聴はカメラのアングルを気にしなくてもいいため、隠すのは比較的容易になります。

なお、盗撮の多くはアダルト目的が多く、物理的にも電波の飛ぶ距離が短いため、録画データをメディアに保存するケースが多いですが、盗聴の場合は、電波の届く範囲が広がり、目的も様々あるため、電波を飛ばしリアルタイムで音声を聴かれることもあります。

電源タップ型などの半永久的に電源供給される盗聴器については、回収されないことも多く、いつ設置されたのか分からないくらい古いものが見つかることもあります。

【3-2】盗撮カメラがよく仕掛けられる場所・発見される場所

ラブホテルに限らず不特定多数の人が利用する宿泊施設で盗撮が行われる場合、アダルト目的のケースが多いです。したがって、脱衣所・トイレ・ベッド周辺で、逆にここからであれば撮影可能という位置に注意を払うことが重要です。

発見されないようにするため、インテリアや調度品に擬態化したカモフラージュカメラが使用されることは先述の通りですが、より発見されにくくするため、より高画質なカメラで撮影するため、などの理由で自作の擬態化したカメラを作るケースもあります。

例えば額縁に絵とマジックミラーをはめ込み、裏側に仕込んだ小型カメラで30人ほどのナンパした女性とのわいせつ行為を撮影して、動画サイトへの投稿や販売収入を得ていた男が逮捕された事件もありました。

ご参考:「絵画に小型カメラ、わいせつ行為盗撮容疑 男を書類送検」・朝日新聞デジタル

こうした事例のほか、宿泊施設でよくあるケースとして以下のようなものがあります。

  • 置き時計型のカメラを利用する
  • 火災報知器型カメラを利用する
  • コンセント型カメラを利用する
  • 天井裏にカメラを設置する
  • トイレの芳香剤の中などに入れて隠す

【3-3】盗聴器がよく仕掛けられる場所・発見される場所

盗聴器は、盗撮カメラと違って被写体に対するアングルを気にする必要はないため、設置場所に関する制約は少ないといえます。そのため、盗聴器は客室内のあらゆる場所に仕掛けられる可能性があります。

盗聴器の設置場所や設置方法は、盗聴する人が同伴者か第三者かで使用する機器も変わってくるでしょう。

同伴者の場合、一緒にいるため、録音が目的になります。そのため、ICレコーダーなどの電波を飛ばさない録音機を使用する可能性が高く、ベッド周りにICレコーダーや擬態型の録音機がないか注意して確認してください。

第三者の場合、電波を飛ばさない録音機で録音して、あとで回収するケースも考えられますが、盗聴マニアや愉快犯ということを考慮すると、回収の必要のない電波を飛ばすタイプの盗聴器、特に電源供給が行えて半永久的に電波を飛ばし続ける電源タップ型の盗聴器に注意してください。

ホテル・ラブホテルでの盗聴・盗撮の簡易対策

ホテル・ラブホテルなどの宿泊施設は、一時的に利用するものなので、利用者が盗聴・盗撮の対策を行うことは困難とも言えます。そのため、宿泊した際にやるべき簡易的な対策方法をご案内いたします。

【4-1】盗撮に対する簡易対策方法

盗撮は映像を撮影するため、一定数の明るさが必要になります。

そのため、アダルト目的が多いということを考慮すると、性行為の盗撮を防ぐには部屋の電気を消すもしくは極力暗くするという単純な対策方法があります。仮に盗撮された場合でも顔などが鮮明に映らなければ、個人の特定が難しくなるためです。

逆に電気を暗くすることを拒んでくる相手には警戒が必要とも言えます。

また、他と違う種類の火災報知器が設置されている、明らかに部屋の雰囲気に合っていないインテリアや調度品がある場合は、注意して確認してください。

【4-2】盗聴に対する簡易対策方法

盗撮同様、不自然なインテリアや調度品がある場合は確認してください。特にベッド周辺にある物品には注意する必要があります。

あとは電源タップがある場合、外しても支障がない場合は外してしまった方がいいです。

盗撮の場合、映像撮影なので暗くする方法がありますが、盗聴の場合は音声なので音楽が流せるようであれば少し大きめの音量で流すと録音された音声が聴き取りづらくなります。

東京近辺で、盗聴・盗撮の調査をご希望の方へ

ホテルやラブホテルでの盗聴・盗撮について解説いたしました。

盗撮カメラや盗聴器は、外から見るとわかりにくい形でカモフラージュされていることが多いため、発見するにはそれなりの知識や機材を用意して調査することが必要です。

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