はじめに

車は密室空間で騒音もあるため、他の人がいたら決して言えないようなことを会話や独り言で口走ってしまうことがあるかと思いますが、その言葉が外部に漏れていたら…。

そのような不安を感じたことはございませんでしょうか?

この記事では、車に盗聴器が仕掛けられるのではないかと不安を感じている方を対象に、仕掛けられやすい場所や発見するためのヒントなどをご説明します。

そもそも誰が車内を盗聴するか|2つの具体例

実際に車内を盗聴するのは、どのような人なのでしょうか。車の盗聴の場合は、男女間のトラブルと仕事における監視目的の2つのケースが多いと思われます。これらのケースについて考察いたします。

【2-1】男女間のトラブルの証拠集め

浮気や不倫は倫理上よくないことなので当然行うべきではないですが、男女間には他人にはわからない様々な事情があるかと思います。ちょっとしたキッカケで溝が生まれ、夫婦間や恋人の間で盗聴・盗撮行為が行われることもあります。

車をお持ちの場合は、移動手段として、密室空間として、利用されるため、当然ながら車両がその対象となることもあります。

第三者から見れば話し合って解決すれば…と簡単に思いますが、調査を行っていると、そう単純に解決できない問題があることを実感します。

【2-2】会社の経営者や上司が監視している

会社の経営者や上司が、外回りなどで車を使用する従業員を監視するためにドライブレコーダーなどを取り付けているケースもあります。

社用車は会社の所有物ですので、会社が車内の音声を録音しようとする場合は悪用しない限りは特に罪にはなりません。

最近では就業態度の監視や事故防止などの目的で社用車にはドライブレコーダーなどが付いていることが増えてきていますが、社用車は会社の所有物になるので、通常、特に問題にはなることはありません。

ある意味、ドライブレコーダーで録画・録音されていると認識できるものが設置されていれば、不用意な言動を避けるので、親切なのかもしれません。

注意しなければいけないのは、隠してある録画・録音機器です。

中小企業で経営者と従業員の距離が近い会社や派閥争いがある会社では、社員の本音を知るために盗聴で情報収集することもあります。外回りの社員同士で何か話していないか、不平不満や悪口を言っていないか、気にしている管理者は多いものです。

表立ってドライブレコーダーやGPSなどの機器が付いていない車両ほど注意が必要です。

車に盗聴器よりボイスレコーダー(ICレコーダー)が仕掛けられる理由

自宅を盗聴される場合と異なり、車内が盗聴される場合には盗聴器ではなくボイスレコーダーが仕掛けられるケースが多いです。その理由について説明いたします。

【3-1】盗聴器には有効範囲がある

一般の盗聴器は、有効範囲があり、電波が飛ぶ距離に制限があります。たとえば100m程度の飛距離しかない盗聴器の場合、屋内の盗聴なら問題ありませんが、車内を盗聴するときは車が移動すると音声が切れてしまいます。

そこで、ボイスレコーダー、あるいはICレコーダーのような電波を発しない録音機で盗聴するケースが多いのです。

【3-2】ボイスレコーダーによる盗聴の3つの特徴

ボイスレコーダー(ICレコーダー)による盗聴はいくつかの特徴があります。

  1. ボイスレコーダーの場合、電波を発する盗聴器と異なり、リアルタイムで音声を聴くものではなく、録音した機器を回収して音声を聴く必要があります。車内盗聴の場合、リアルタイムで音声などを知る必要性よりも車内の言動の証拠集めに使用するケースが多いため、目的の観点からすると、ボイスレコーダーが適していると言えます。

    車両においてリアルタイムで知りたい情報というと「位置情報」になるでしょう。そのため、GPSを設置される可能性の方が高いです。GPSは素行調査などで使用されるケースもあります。

  2. 先述の通り、通常の盗聴器は有効範囲が限られているため、車両に設置されるケースは殆どありません。距離の関係ないスマホを利用した盗聴は、電池の減りが早いなどのデメリットが多く、長時間録音できるボイスレコーダーが有用となります。

    ボイスレコーダーは1,000時間以上録音できるものもありますが、電池の持続時間は1日から数日程度になります。また、電池消費を抑えるためにタイマー付き録音機があるのもボイスレコーダーが使用される要因の一つになります。

    電池消費でいうと音声感知型の機器などもありますが、盗聴する側の立場では録音を逃す(聴き逃す)のは絶対に避けたいので、このような不確定性機能のタイプのものを使用する人はあまりいないでしょう。

  3. ボイスレコーダーは盗聴器よりも操作や購入が簡単で、ボールペンやキーホルダーなどの擬態型のものまであります。このように盗聴器よりも様々な面でハードルが低いのがボイスレコーダーの特徴です。

【3-3】デジタル式盗聴器なら遠隔盗聴も可能か

通常の盗聴器以外に、デジタル式盗聴器と呼ばれるものもあります。

いわゆるスマートフォンなど、携帯電話の自動着信機能などを利用した盗聴となりますが、携帯電話なので盗聴器のように距離を気にせず利用でき、遠隔操作なども可能なので、車内盗聴に適しているようにも思えますが、電池の減りが早いことやスマホ自体の大きさ(見つけやすい)、地下などの電波の届かない場所で使用できないなどの点を踏まえると、車内盗聴には不向きと言えます。

携帯電話で気にするとすれば、盗聴器として設置されるケースではなく、対象者本人のスマートフォンにアプリなどをインストールされるケースだと思います。インストールされているのに気づかなければ、「発見」という概念がありません。

ただし、アプリのインストールは簡単ではないので、知識と時間が必要です。スマートフォンを第三者に長時間預けたりしない限りインストールは難しいでしょう。

スマートフォンでは特別なアプリを使用しなくても、家族や恋人の場合、共有設定の状況や認証情報を知っていると位置情報を確認することはできるので、そのような管理に気をつけた方が良いかと思います。

隠し場所は車内・車外のどこ?

盗聴器やボイスレコーダーが設置されるのは車内の死角部分、あるいは小物の中が多いです。
例として、下記の様な場所が考えられます。

  • サンバイザー
  • ルームランプ、シガーソケット
  • ダッシュボード
  • 座席の下
  • 座席のシート・カバーの下
  • 座席の背もたれのポケット
  • ぬいぐるみ・お守りなどの小物

隠し場所を考えるにあたって盗聴犯の心理も確認しておきましょう。盗聴犯が最も避けたいのは、ボイスレコーダーが発見されてしまうことです。つまり、なるべく見つかりくいところに隠したいという心情があります。視界に入る場所はバレるリスクが高いと感じています。

また他方で、話し声が全く聞こえないような場所に設置したらそもそも盗聴の目的を達成することができません。そのため会話が行われる場所のなるべく近くに取り付けようとします。

このような条件を比較的満たしてくれる盗聴機器というと擬態型ボイスレコーダーになります。ボールペン型のボイスレコーダーなどをサンバイザーに引っ掛けてある場合、視界に入っても盗聴器としての認識がなく見逃す方もいます。

盗聴器を車両の外部につけても音声が聞こえないので、盗聴のみを心配されている場合は、気にしなくてもいいですが、探偵などの調査会社が素行調査などを行う場合は、車両の底などに強力マグネットなどでGPSを取り付けることもあります。

車の中に設置された盗聴器・ボイスレコーダーを発見するためには

【5-1】基本は目視で探す

車内に隠されたボイスレコーダーは、基本的に目視で発見する必要があります。

電波を発信する盗聴器の場合は受信機での調査が可能ですが、ボイスレコーダーは電波を発信しないため、目視で探索するしかありません。

【5-2】盗聴器発見器を購入する

車両に電波を発するアナログ盗聴器が仕掛けられる可能性は低いですが、絶対にないとは言えず、念のため、調べてほしいというお客様はたくさんおります。そのような場合、ご自身で調べるには盗聴器発見器などを購入する必要があります。

最近では一般の方が自分で盗聴器を発見できる機器がインターネットで販売されており購入が可能です。しかし、受信している周波数や電波の音が確認できない格安の調査器の場合は適切に調査を行うことができませんので注意が必要です。

詳しくは、下記記事も合わせて併せてご参照ください
【010.盗聴器調査をするための6つの方法とメリット・デメリットを徹底解説】

https://anshin.com/tocho/matome/010_investigation_method.html

【5-3】どうしても不安な場合は専門業者に依頼する

屋内と比べて車両に電波を発するアナログ盗聴器が設置される可能性は比較的低いですが、どうしても不安なときには専門の業者に依頼することをお勧めいたします。

専門業者は盗聴器が設置されやすい場所を熟知していますし、盗聴器の種類に応じて専門的な機材を使用して調査を行ってくれます。

【008.評判・口コミの良い盗聴器発見業者に依頼する前に知るべき7つのこと】
https://anshin.com/tocho/matome/008_review.html

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