簡易盗聴器発見器の性能比較|Amazonなどで売っている製品は使える?

2016.06.24
【003】簡易盗聴器発見器の性能比較|Amazonなどで売っている製品は使える?

はじめに

盗聴器発見器も最近ではAmazonや楽天などの大手通販サイトはもちろん、ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店、東急ハンズやドン・キホーテなどのホームセンターやディスカウントストア、ヤフオク!やメルカリなどのオークション、フリマアプリなどにも出品されていて、防犯・セキュリティグッズとして一般的に認知されてきています。

あんしん.comのお客様でも一度はご自身で調べてみようと購入されている方が多くいます。

盗聴器発見器が反応したけど、盗聴器が発見できないので調査してほしいというご依頼も多数ありますが、もともと盗聴器に不安を抱いていなくても、遊び半分で使ってみた機器が反応したら、気になってしまうのは当然のことかと思います。まして盗聴器があると反応したのに見つからない場合には…。

そんな簡易的な盗聴器発見器も安いものは2、3千円から高いもので1万数千円くらいします。

実際にこういった簡易的な盗聴器発見器は使えるものなのでしょうか?
今回は会社の経費ではなく、担当者があえて自腹で購入して、消費者の立場から本気モードでレビューしてみたいと思います。
購入先はAmazonですが、商品名は大人の事情で伏せさせていただきますので、ご了承ください。

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購入した盗聴器発見器について

購入した盗聴器発見器は下記2商品で、あんしん.comのお客様でも購入率の高い商品になります。
購入理由としては、(サクラの可能性はありますが)クチコミが多く、5,000円以下であるため、試しに買う人が多くいるだろうと判断したからです。

■商品A
対応周波数:30MHz~2.4GHz
電源:電池式
製造国:中国
■商品B
対応周波数:100MHz~3000MHz、1.2GHz・2.4GHz
電源:充電式
製造国:不明(おそらく中国)

2つとも盗聴器だけではなく、無線式のカメラに使用される周波数帯もカバーしている優れものです(表記上は…)。
なお、今回の実験には一般的に出回っている下記周波数帯の機器を使用しました。

■実験使用機器
盗聴器:399.4550MHz
小型無線カメラ:1.2GHz
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盗聴器発見器の実験結果~その1

【商品A】
非常にコンパクトでキーホルダーまで付いている親切設計なので、バッグに付けてどこでも盗聴調査ができるようです。 この小ささで受信できる対応周波数はMHzからGHzまでとかなりの広範囲をカバーしており、我々が調査で持参する機器もこれ1台で済めばどれだけ楽か…と想像すると泣けてきます (ノД`)

なお、安いから売れているのかサクラレビューなのか、クチコミの数は他の商品を圧倒していました。

このクチコミの数は期待できると、早速、付属のボタン電池を入れて試してみると…

(´・ω・`) ……………… 無反応 ………………。

説明書には下記のように書いてありました。

  • ・緑:スイッチを押すと点灯
  • ・黄:電波発信源から約2~3m
  • ・赤:電波発信源から約0.5m(アラーム音発信)

電波発信源から約2~3m で反応するらしいので、どんどん近づいていき、盗聴器の距離まで約1mまで近づきましたが、無反応…。 自腹で買ってこれは流石に悔しいので、「反応しろッ!」と願いを込めつつ更に盗聴器に近づいたら、遂に反応しました!

ヽ(゚´Д`)ノ゚ その距離0m!

発見器と盗聴器を直に接触させたら反応を示しました あれ?これ意味あんの?盗聴器をすでに見つけている状態なんですが…。

小型無線カメラでは10cmで黄色、5cmで赤のランプが点灯したので、実用性はともかく何かに反応を示したという結果でした。

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盗聴器発見器の反応結果~その2

【商品B】
本体の他に充電器とイヤホンが付属されており、充電器には生産国が中国とありますが、本体や説明書、パッケージには生産国の表記がなく、非常に怪しい商品です。盗聴器発見器としての機能の他に光学式カメラレンズ発見器(点滅式LEDライト)と方位磁石も搭載されているので、思わず「真実はいつもひとつ!」という少年探偵団な気分にさせてくれ、昔の少年漫画の雑誌の裏に載っている怪しい通販の商品のような雰囲気も醸し出おりパチ物感がハンパないです。

こちらの機器は電源を入れてもランプすら点かず、電源が入っているのかどうかもわからない状態でした (‘A`)

説明書を読むと本体の横のジョグダイヤルは「sensitivity adjustable(感度調整)」と書いてあったので回してみると、「ビーッ!」というビープ音が鳴り響き(バイブモードもある)、赤ランプが光ります。このジョグダイヤルを回せば回すほどビープ音が大きくなり、赤ランプのレベルが2つ3つと上がっていきます。つまり、一言でいうと意味がよくわかりません。ビープ音の音量調整?

これも安価とはいえ、だまされた感が強く悔しいので、盗聴器を置いて反応を調べたところ、近づくとビープ音が大きくなりました。もしかしてちゃんと盗聴波に反応しているのでは…と小躍りしたら、盗聴器の電源を切っても反応を示しました…。電波に反応している訳ではなく、金属に反応しているのでしょうか(それはそれですごい)。ただし、他の金属への反応はあまりしないので、何に反応しているのかは具体的にわかりませんでした。

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専門業者スタッフが簡易盗聴器発見器を使ってみた感想

結論から言うと、「見つかるも八卦見つからぬも八卦」というのがテスト結果の感想です。

実際にこれらの盗聴器発見器を持って家の中を闇雲に家探しすれば、偶発的に盗聴器のあるところで反応し、見つけることがある可能性はあります。ただし、反応の根拠が何もないため、盗聴器発見器のおかげで発見できたとは言えず、当然、反応せずに見逃しているケースもあると思われるため、あくまで余興的に考えておくべきでしょう。

盗聴の電波調査では何の電波を拾っているかが重要です。生活空間には様々な電波が飛び交っているので、受信している周波数がわからなかったり、受信した音声が聴けなかったりでは意味がありません。仮に電波に反応したとしても盗聴波ではない可能性もあるからです。

信憑性のない簡易盗聴器発見器の反応に惑わされて、ありもしない盗聴器に不安になり精神的に参ってしまう方もいますし、逆に反応しないが故に盗聴器があるのにもかかわらず気付かずに生活音がダダ漏れしていることもあるでしょう。

【参考リンク】あんしん.com
盗聴器調査をするための6つの方法とメリット・デメリットを徹底解説
賃貸物件や集合住宅(アパート・マンション)と盗聴器|調べ方とその特徴

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東京近辺で、盗聴・盗撮の調査をご希望の方へ

あんしん.comのお客様で安価で簡易的な盗聴器発見器を所持されていた方の多くは、お話しを聞くと「半信半疑だけど安いので試しに購入してみた」と仰います。盗聴調査は決して安いものではないので、数千円で盗聴器を見つけられるのであれば、試してみる気持ちは理解できます。

しかしながら、数千円の簡易盗聴器発見器では正確な調査はできないので、あくまで面白半分で調べてみたい程度の方が試す分にはいいですが、真剣に盗聴・盗撮に不安を抱いている方や、最近増えている防犯やセキュリティの観点から引っ越しを機に調べたいという女性の方にはお勧めしません。

ご自身で受信機などを購入して正確な電波状況を調べる場合は、最低でも2~3万円程度の受信周波数や受信音声の確認できるものが必要になります。また、機材の取り扱いなども修得しなければならないので、結果的に調査会社に依頼してしまった方が安上がりであったり、安心できたりします。

【参考リンク】あんしん.com
あんしん.com 個人様用料金表
盗聴器を発見するための料金を徹底比較!格安探知機とプロの調査の違い
盗聴器発見業者の料金プランの4つの特徴と3つの注意点

『あんしん.com』は、東京・渋谷で1978年創業の信頼できる警備会社が提供する盗聴・盗撮調査サービスです。

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